バックラッシュ製作所

空回りもなんのその。微力ではあるが、無力ではない。

連休中のイヤなところ

 連休も最終日(7連休最終日)になりました。

なにかと充実した日々だったな~。

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島根医科大学の学園祭に行ったし

二回飲みに行ったな~

若手くんのアツい気持ちも伝わってきたし

ヲレで出来ることがあれば、応援してあげたいくらいだ。

正面衝突くんは日々元気になってるようだし・・・

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この休みの中で、ひとつだけ思い出したくない事を思い出してしまった。

それは・・・

23日のことで、姐さんも有給があるしヲレの休みに合わせて休んだ日の事。

10時過ぎからちょっとドライブを思いつき、ふだん通らない道を運転してた時でした。

運転してた時って書いたけど、ドライバーは姐さんね。

少し山へ入った時、看板が見えました。

その看板は古事記に出て来る神様がお祀りされている

小さなお社がこの先にある看板。

そこはそのお社だけでなく、ちょっとした奇岩らしきものもあり

前から気にはなっていたところです。

道に入って行くとすぐに見つかり、お参りを一番にさせていただきました。

お社の後ろには奇岩があり、遥か昔に想いを馳せていました。

車に戻り、姐さんと少し話をしてるとき

姐さん 「ねえ。この道って先に行けるよね?」

今来た道は県道?から入って来た道で、お社駐車場に停めてるわけで

右に曲がれば元来た県道に出れるけど

左に行くと・・・?

わたし 「狭そうだけど、どこかに出ることは出るんだろうけどね。」

姐さん 「行ってみっか!」

「え?マジで?」

うちの姐さん知らない道は大好物で“突入好き”なのです。

この時点でキッパリ「止めよう!」!と強く言えばよかったのだ。

ここに来た時から、この先の道は≪イヤ≫だった。

でも、小さなまだわからないイヤにすぎなかったので

強く「イヤだ」とは言えず、わたし自身の記憶の≪イヤ≫も思い出さなかった。

まっ午前中で陽も高いし、狭い道としても対向車の退避所くらいはあるだろう。

「じゃ 行ってみっか。」ってことになり、いざ左折して山道へ入って行くのでした。

 

 

じわじわと上っていく一本道。

車は一台がやっと通れる道で、一応舗装はされています。

退避所はほとんど無くって、あっても数百メートルに一か所

待避所らしきものがあるだけ。

木々は道に垂れ下がり、屋根に擦るくらいまであります。

この時点でわたしの本音を言うと・・・早くUターンしてこの場所から出たい。

姐さんを見ると道が狭いせいか、ハンドルにしがみつき前傾姿勢で運転している。

「オイオイ ハンドルハンドル。」

わたしの声に えへへと笑い姿勢を戻す。

道は落ち葉で隠れるくらいに茶色になってて、周りは鬱蒼としている。

 

なんかヤダ・・・

 

ようやく峠に差し掛かったと思う。道は下りに入ったようだ。

一気に山の陰になり茶色の道の所々に覗くのは緑色・・・苔だ。

姐さんを見るとまたしても前傾姿勢になり、スピードも上がっている。

「苔!苔がいっぱいあるよ!」

「あぁ そうか」と言った姐さんはようやくスピードを落としていった。

 

とてもヤダ・・・

 

やがて落ち葉は無くなり、黒く濡れているアスファルトは全て苔で覆われていた。

午前中(お昼近いのに)薄暗くシーンとした緑の道はどんどんと下っていく。

どれだけ下ったかわからない・・・

ふたりとも一言の会話もない・・・

いったいどこへ出るんだ・・・

気分が悪くなってきた・・・

そのとき看板が先に見えた。やった!どこへ出るかわかるぞ!

緑色の道の左側に置いてある看板にはこう書いてあった。

 

『この先 通行止め』

 

緑色のアスファルトは続いている。

ナビはちょうど『ここ』で無くなっている。

さすがの姐さんも≪何か変だ≫と気づいたようでギリギリでUターンし

来た道を上り始めた。

ひと言も会話をせず、県道に出た時は正直、ホッとした。

 

 

時間はお昼時、どこかへ食べに行きましょう。

 

 

市内へ向かっている最中です。

わたしの気分は最悪に落ち込み、目が回り始め、吐き気まで模様してきました。

なにか美味しいものでも食べれば気分も良くなるだろうと思っていましたが、

お店の駐車場に着くと、いつ吐いてもおかしくない状態になってしまい

急きょ、家へ帰ることにしました。

そこからは助手席であまり記憶がありません。が、あの道を思い出していたような・・・

家へ着くなり何も考えず出た言葉が

「ごめん・・・塩 持ってきて。」

姐さんに塩を持ってきてもらい、両肩と頭・口に塩を付け

姐さんにも塩を付けました。

わたしは部屋に入り、一時間目を閉じていました。

うつらうつらしているなかで浮かぶのは、苔むしたあの山道でした。

 

 

1時間後、気分は見違えるように良くなりお昼ご飯に向かったのでした。

 

 

10年以上前(真昼間)ですが、日御碕近くのある釣り場に行きましたが

行く途中の≪ソコ≫がダメでした。

何かヤダな~と思いその時はやめましたが、

翌年かな?また行ったんですが、≪ソコ≫の近くまで行ったら強烈な嫌悪感。

何だろうと思いながらも釣りがしたいため、≪ソコ≫に行くと嘔吐。

まだまだ若いころに何回も≪ソコ≫は通っているのですが

当時は何にも感じずふつうに通っていたのにです・・・

あれからは≪ソコ≫近くの釣り場は一切行きません。

あの時の感じと同じようです。

 

 

夜に真っ暗な山道を通り、磯場へ行くこともあるのに、

真昼間でも≪イヤ≫なところはあるようです。

あくまでもわたし個人の≪イヤ≫なところなので

皆さんには問題ないところだと思います。

 

世の中には理解できない何かがあるのかもしれませんね。

一応・・・唯物論派なのですが^^;

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