悩ましい
7/30に某病院に緊急入院することとなったわたしの右腕には、すでに1本6時間という点滴が身体の動きを鈍くしている。
1本目を6時間かけて体内に入れ、終わるとすぐに次の点滴を繋げられるという、腕や身体本来の可動範囲を制限されている次第となった。
そんな可動範囲がどうのこうのの話しは、自分の中での許容範囲に過ぎないのである。
では許容範囲を超えるものがあるのか?
・部屋から一歩も出てはならない
・シャワー禁止
・水を飲んではイケない(制限あり)
・絶食(7日間の完全絶食)
4日目でシャワーを解禁としていただき、水も同じタイミングで500ml/1日を許可していただいた。
5日目で少しの散歩を許可していただいた。
しかし完全絶食は7日目まで続いた。
そして体重は6kgの減となっていた。
何がツライかって、絶食中のグルメ番組とSNSでの食べ物ネタ。特にフェイスブックに上がってくるプロの作る静止画や動画(ストーリーズってやつ)。
画像が流れるたびに、いいねと超いいねの連打に次ぐ連打!
コノヤロー的に押しまくりしてましたね。
もうひとつは“7月後半のお昼ご飯♪”で攻めて来る、自称バイクブロガーのくせにそのほとんどが外食ネタの“また会おうぜ”おじさん。(笑)
身も心も精神的にも追い詰められた状態での空腹感。
7月後半のお昼ご飯♪ オンプなんかつけんじゃね~~~よ。
盛岡冷麺に親子丼 ラーメンにビシソワーズとハンバーグ
割り子そばの次は、僕は生姜焼きをいただきました♪・・・だからオンプつけんじゃね~よ。
カレーを食べた日にゃ~ ご飯は少な目で頼んでみよう。ダト。
絶食2日目の夜にどんな思いでこのブログを見たか・・・倍返しだ!
気を取り直しテレビを点けると、どこかしらのチャンネルで料理番組や食べ物番組をしている。即、チャンネル変更。
世の中にはこんなにも食べ物番組が多いとは・・・。
8/5のお昼からは“低残渣食A”
おもゆ(おかゆさんの上澄み)
すまし汁
くず湯
すりおろし果物
これを3回
8/6のお昼からは“低残渣食B”になり、Bへの期待は高まるばかりである。
ところがこのB・・・上澄み+3分粥でした。これを3回。
8/7のお昼から“低残渣食C” ここでようやく5分粥まで出世した。
同日夜、“低残渣食D”になり全粥という、粥の中では最高位まで上り詰めた。
退院当日の朝食は、これで普通食に戻るだろうと思っていたが
『ひろさん。最後のお食事ですよ。』と持ってきていただいたものは
パン。ヤッター普通食だ!と思いきやメニュー表には
“低残渣食D”の文字がハッキリと書いてあった。
結局、入院中は憧れの普通食に戻ることはできなかった。
ココのハヤシライス 美味いんだよな~。
2013 入院中のハヤシライス
10日間の入院で、後半3日間の食事くらいでは体重は1kgも戻るはずもなく、入院中はMAX7kgは落ちた。
8/8 お陰様で退院の運びとなりました。
が、治療(処置)はされてなく、根治もしていません。
入院中に2回チャレンジしていただきましたが、処置ポイントが判らず一旦退院し、再発したら救急へ直行する。ということになりました。
ただ、再入院してもまた処置ポイントが判らない可能性があるとのことなので、
悩ましいかぎりなのです。