頑張れイワゾー
夫婦揃って本を読むのがスキだ。
わたしは小説は年に1~2冊くらいしか読まないが、姐さんは小説しか読まない。
晩酌が終わればちょっと一緒にいて、その後わたしはろう城部屋にこもっている。
姐さんはテレビを観ながら(聞き流しながら)本を読んでいる。
めったに・・・いや・・・全くお互いの本を勧めたりはしないのだが
姐さんから「コレ。読んでみるだわ。」
なに?勧めるワケ?
タイトルを見ると すぐ死ぬんだから
表紙には男女の老人達が描かれている。
「じいさんばあさんの話し?」
「そう。」と姐さん。
「なんだかヲレたちの将来みたいじゃん。」
「すぐ死ぬんだから。」
「いやいやまだ早いでしょ^^;」
「そのうちだわね。」
「夫婦とかの話しなの?」
「そうそう。」
「ご主人元気?」
「すぐ死んだ。」
( □ ||||;)ガーン
ものすごくショックだ。
全317ページあるが、現在92ページまでゆっくりと読んでいる。
ご主人の名前は岩造。
まだ死んでいないことに勇気づけられる。