クリスマスの夜
12月24日(木)
朝方の3:00に仮眠し、6:30起床
姐さんの顔を見るのも5日ぶりだ。
お互い「あら~久しぶり~」
「今夜飲む~?」「飲もうよ~^^」
「ヲレ、先に散髪に行くからね。」
「じゃ あたし家の鍵閉めて行くからね^^」
と、5日振りの会話の後はお互いの時間をこなす感じ。
散髪から帰った後は、姐さんとの晩酌準備をしなければなりませぬ。
朝一から仕込んでおいた昆布の戻しを始末し、
昆布本体の仕上げと、戻し汁(お出汁)の有効活用となります。
今夜の葡萄は白 フランスはルイ・ジャド ムルソーであります。
(鍵してあるところに保管してあるやつ)
2017年のシャルドネ
・・・奮発しました^^;
最近無性にハマっている昆布関係と、ポテサラ・チキン・麻婆豆腐(力入りました!)
画像にはありませんが、昆布と鰹で取っただし汁(味噌汁 大根となめこ)
つや姫を硬めに炊いたご飯と、とろろ。
手前の小さいグラスは、仏さん用(親父用)
陳麻婆豆腐じゃないけど、大師匠のストーリーズの注釈を熟考して着地した麻婆豆腐。
メリークリスマース(^^♪
よくしゃべった(笑)
5時間半の晩酌は終わりました^^;
穴があったら入りたい
とょっとしたコトで知り合った方と飲酒し、
図々しくもお手製のスモークナッツをお土産にお渡しした。
数日後、
「たいへん美味しくいただきました。お返しといっては失礼ですが・・・」
と、お手製のジャーキーと340gのスモークチーズをいただいた。
失礼しました・・・
“穴があったら入りたい”
心を亡くさないで
ふぅ 忙しい。
と思わず口に出したくなるほど忙しくしております。
仕事はそんなにも忙しくはないんですが、
仕事で言われたことはついつい全力投球する性分なので、
ハタからみると空回りもはなはだしい。(笑)
プライベートもソコソコにコソコソしているので、
もうね・・・いそがしいのね。
「忙しい 忙しい」って思ってても
口に出しちゃいけないことはわかるんだけどサ。
心とか気持ちが あー忙しい!って思ってしまう。
忙しいとは、心を亡くすっていうけど
ヲレの心は亡くしちゃいないぜ^^
先日、姐さんと近所のスーパーへ買い物に行ったときの話し。
「ひろちゃん。夜ご飯はお願いね^^」
「もちろん。僕はあなたに対してノーはありませんよ。」
「なになに?」
「あなたに対しての答えは三つです。」
「なになに?」
「ハイ!か イエス!か 喜んで!」
そんな会話を心の中で楽しんでいます(爆)
「あたしトイレに行ってくるわ。」
「あっヲレも行くわ。」
先ほどのポジティブ一人妄想から現実に引き戻されてトイレに向かいますと、
「うわ~~~ん!!!」
「びえ~~~ん!!!」
男性用か女性用のトイレの中から子供の泣き叫ぶ声がします。
二人で歩きながら「おぉ 泣いてるね~」なんて言いながら
それぞれのトイレに分かれます。
その時点でわたしの心の中では、
子供が泣き叫ぶ=女性用トイレでお母さんと一緒にいた子供が泣いている。
の図式が成立していたのです。
広い男性用トイレに入ると泣き叫ぶ子供の声が響いている。
女子トイレで泣いているには声が近いよな・・・
立ち用のトイレには誰も姿がないし、個室も扉が全て空いているし、
まっ 女子トイレだろう・・・
「〇〇くんがおら~ん ヒック」
「〇〇く~ん ヒック」
明らかにこのトイレからの声だ。
恐る恐る最初の個室をそーっと覗くと・・・
ズボンを下ろし便器に座ったまま足をぷらぷらさせている男の子がいた。
顔は上を向き目をつむっている。
鼻水は大量に噴射されアゴまでぐちゃぐちゃになっている。
「〇〇くんがおら~ん エッグ」
「ブッ!」大量の鼻水噴射開始。
「エッグ ブッ エッグ ブッ」
「ボク どした?」思わず声をかけました。
涙と鼻汁とよだれでヒック ヒック言いながらこちらを向いた彼は
「〇〇くんがおら~ん ヒック」
(ちなみに “おらん”と言うのは出雲弁で“居ない”と言う意味です)
「○○くんがおらんのか?」と聞くとコクリとうなずく彼。
「わかった。おっちゃんが探してきちゃるけんな。」コクリとうなずく彼。
ハイか イエスか 喜んで!
きびすを返しトイレを出たわたしですが、ハテ?
〇〇くんはいずこに?
ここは安くて広い大きなスーパーです。
時間帯は午後4時で、お店の出入り口の横にあるトイレ。
お客さんは出る人入る人で何が何だかであります。
再びきびすを返してトイレに戻ると声がしません。
恐る恐る個室を覗くと彼は泣き止んでいて、こちらをジッと見ています。
「おっちゃんな、○○くん探したけどわからんかったわ。」
するとみるみるうちに鼻の穴がヒクヒクしだし、
大きく見開いた目にはウルウルと涙が溢れてくるじゃないですか!
ここで男性がひとり小用に立つ。(二十代)
ふと殺気を感じゆっくり振り返ると、小用中の男性はわたしを見ている。
このシチェーション どう見てもヲレ 変質者だよね^^;
ええい!どうにでもなれ!
子供の方に向き直すと、彼は泣くのを必死で堪えているようで、
こちらの返答を待っているように見える。
何か言わなくちゃいけない・・・どうしよう・・・
そうだ ママだ。ママと言う言葉を出せばいいのかもしれない。
「マ・・・ママを探してみようか?」
彼 顔を横に振る。
ウソでしょ~~~
「ママじゃないの?」
彼 うんうんしてる。
「誰を探してほしいの?」
彼 『おかあしゃん』
そっちかーーーーーい!
「わかった。おっちゃんが探してくるけんな。」
うん。
再びトイレを出たわたしですが、ハテ?おかあしゃんはいずこに?
するとおかあしゃんらしき女性と、
彼のお兄ちゃんらしき男の子が女子トイレから出てこられまして
すかさず「あの~ おかあさんですか?」
「はい。」事の次第はわかってらっしゃるようで、
スミマセンの気持ちが体とお顔から察しできました。
「おかあさんを呼んでらっしゃってて・・・」
「はい。でもわたしが男性用に入るのは・・・」
「ボク 行ってみるわー!」
全力でトイレに入って行く彼のお兄ちゃんですが、
全力でチョロ松級のアニキだよな~
すると全力アニキが叫ぶ!
「おかあさん ○○君 うんちしとる!」
火に油を注ぐようなこと言うなよ!
「おかあさん。 うんち 黄色いよ!」
叫ぶなバカアニキ!
「今、男性がひとりいらっしゃるのでその方が出られたら入ってください。」
「大丈夫ですか?」
「はい。わたしがここで見ていますから。」
男性がいぶかし気にわたしを見ながら出ていく。
「はい。どうぞ 行ってあげてください。最初の個室です。」
男性用トイレの前で門番のわたし。どきどきしているようだ。
済んだようでおかあさんが奥の方から「すみませんでした。」
見ると手洗いで手を洗っておられる。
例のチョロ松アニキが手洗いをすっ飛ばし出て行こうとするのを
「○○!手を洗いなさい!」とおかあさんの一喝!
アニキ 「う”ぇ~~~だ」
おかあさん 「ほんとにすみませんでした。」
「いえいえ どういたしまして。」
「ちゃんとお礼言いなさいよ。」と泣き叫んでいた彼に言う。
トイレットペーパーなのかハンカチなのかわからないが、
泣き顔の汁をきれいにふき取ってもらっているようだ。
小さな声で 「ありがとうごじゃいました。」_(._.)_
チョロ松アニキに比べちゃんとした子だ^^
ひとしごと終えたわたしは小用に立ち、たかだか三分間の出来事を振り返っている。
ヲレは間違ったことをしていたのか?
あの男性が通報したらどうなる?
あの子供が叫び出したらどうなる?
あの子供が正しく今の教育をされていたらどうなる?
(知らない人に声を掛けられたら逃げるとか、防犯ベルを鳴らせるとか)
困った人がいたら声をかける。
それが人ってもんだろう。
それが日本人の心ってもんだろう。
ヲレは心を亡くしちゃいないぜ^^
姐さんはガムテープ派
5連休3日目は秋晴れのもと、金言寺(きんげんじ)に行ってまいりました。
太陽に照らされてきらきらした銀杏の葉が、
風ではらはらと落ちてくる様は何とも云えず晩秋を感じるところです。
人々は写真を撮ったり、「どうぞ 上がって行かれませんか?」の親切な声に、
お寺の方へ入って行ったり、思い思いの秋を楽しんでいらっしゃいます。
ふと気づいたのですが、今年は銀杏(ぎんなん)が落ちていない気がします。
去年は木の周りに ぷぅ~~~ん とぎんなん独特の香りがしていましたし、
現物もいたるところにありました。
ぎんなんのハズレ年なのでしょうか?
ただカメムシはもの凄くたくさんいました(^^;
藁ぶき屋根の内側(軒先)からポトポトと落ちてくるカメムシを
中にいるお手伝いのお姉ちゃんが、ハエたたきでササッと庭先へ払っていました。
しばらくするとまた ポト・・・ポト・・・(笑)
カメムシが多いと、大雪が降るとかいいますけど、どうなんでしょうね。
今年は水田に水張ってありませんね。
耳をそばだてて聞いていると
「今年はコロナの影響で水を入れてないんですよ。」
と聞こえてきました。・・・そうなんですね。
午後からの大仕事を片付けるために出雲へ帰ります。
車中・・・「なんか・・・カメムシ臭くない?」
姐さんの一言に車中カメムシ捜索をしたところ、おりました。
わたしのズボンにくっついてるし・・・(爆臭)
しばし外にてズボンパタパタ処理。
大仕事も終え、自宅にて休憩しておりますと
姐さん 『ギャー!』
「どした!?」
『カ・カ・カメムシが・・・』
「カメムシがおったんか!?」
『かばんの底におる』
わたしは外へ逃がしてやる派なのですが、姐さんはガムテープ派。
「ガムテはやめてあげ・・・」
済んだそうです。
神様お願い
10月26日(月)
「どうしても物部(もののべ)神社じゃないとダメなの」
姐さん仕事を休んでまでのお願いですから、聞かない訳にはいきません。
11:00の予約を入れ、出雲の我が家を9:50に出発しましたが、
神社駐車場に着いたのが10:55
焦った~(^^;
受付を済ませ拝殿に案内されたのが11:00丁度になりました。
20分ほどでお祓いは終わりました。ふぅ~
お祓いが始まる前ですが、とんでもないことをやらかす寸前でした。
姐さんに「ちょっと、ダメ!」と引っ張られました(笑)
今思えば、やってみたかった!!!(止めるな妻よ)
何事もなくお祓いも終わりましたので、
摂社・末社を回り、最後にご本殿裏山にある御神墓(陵)へも行かねばなりません。
早速、木の腕が「ここからは結界だよ。」とでも言っているようですね。
鳥居にも見えます。
山道は険しく、高さの違う階段は右へ左へ続き、
ついには、木の根の階段がうねうねと革靴のわたしを翻弄するのでした。
な~んて大変そうに書いたけど、10分もあれば御神墓(陵)に着きました。
さすがに神聖極まりない場所ですので、
わたしの心の声が「正面からの写真はイケん」と申しておりました。
革靴で慎重に慎重に結界を後にしました。
降りてから姐さんが「鶴が気になるね~」と。たしかに・・・
境内にはあちこちに鶴(置物)がありますし、
お祓いを授かっている時に、宮司さんの背中を見るわけですが、
お召し物には鶴が描かれています。拝殿の中にも鶴の紋様がありました。
鶴と云えば亀・・・
革靴男は亀探しに余念がありません(笑)
どこかに隠し亀があるはず。なーんて見ていると。
・・・あったわ^^
お礼参りも必ずや。