思いもよらない
ずいぶんブログ更新の間が空いてしまった。
昨年の11月頃から持病である不整脈が頻発し、ホルター(24hr心電図計)を付けて心臓の動きを観察していた。
なかなかの動きで、ほぼ毎日飛んでいたという状況だった。
しかも1か月間も飛んでいれば誰だって心配になるってもんだ。
心臓の心配ももちろんだが、もう一つ心配事があり、そのことのパーセンテージもかなりのウエイトを占めている。
“ブログを更新しないとな~”
そんな思いをずっと抱きながら日々を過ごしていた。
こんな稚拙なブログでも、『ひろさん 更新されてないですけど大丈夫ですか?』
『心配してますよ』
ラインにも『最近更新されてないですけど、元気ですか?』
と、心配してくださる方々からのメッセージをいただいていた。
とても有難いことで、わたしの力の源となっていた。(大げさではなくて)
そのたびに、よし。次の休みには更新しよう。更新しよう。更新・・・
気ばかり焦ってしまっているところに、問題がひとつ またひとつと増えてしまった。
不整脈は徐々にではあるが治まりそうな気配をみせていた。が、
何やら体調が思わしくない。
おかしいぞ・・・おかしいぞ・・・
しばらく頑張ってみたものの、どうも調子悪い。
仕事も休みがちになり、これは何かあるんじゃないかと思い、心臓の主治医にて血液検査の項目を増やしていただいた。
その結果、〇〇〇〇〇〇〇〇(〇〇病)と診断された。
かなりショックだった。
職場にも穴を空ける始末となり、わたしの周りの方々に多大なるご迷惑と、ご心配をかけることになってしまった。
主治医からは、『自分の専門外だから、専門の先生を紹介するからね。』
と、その病気の専門職の先生を紹介していただき、問診の日の段取りもつけていただいた。
心配事は増えてしまったが、焦ってもしょうがない。ひとつひとつ問題を解決していくことにし、持久戦を覚悟した次第だった。
その先生の初問診の日の三日前。
わたし『あれ?何か・・・気のせいかな?気のせいだよな(^^;』
その次の日(初問診二日前)『うわっ!こりゃ・・・まずいぞ・・・絶対まずいぞ!』
問診予定の先生の症状じゃないぞ。
この日7/30 早朝4:00 スヤスヤ寝ている姐さんを叩き起こさなければならない状況だ。
『姐さん頼む・・・今日、心臓の先生ところへ連れてってくれ。』
『え?どうしたの?』
『〇〇が出た。』
『エエー!!!』姐さんもかなりの驚きようだ。
8:30 電話で、すぐ行きますから診てください!と押し気味に言った。
AM9:00着で状況を説明すると、ヤバイ状態だとすぐに判断され、知り合いの専門職の先生へ緊急紹介状を書かれた。
『急いで持って行って診ていただきなさい!』
9:30到着 待合には予約の患者さんが15人~20人くらいは順番待ちで待機しておられる。
待つこと2時間。11:30にようやく呼ばれ、検査開始・・・
12:30 『ひろさん。これは緊急を要します。このままでは命に危険が迫るかもしれません。』
『今から〇〇病院の救急へ行ってください。急いで紹介状を書きますから大至急行ってください。こちらからも連絡しておきます。運転できますね!急いでください!』
姐さんの運転で某病院の救急へ入ると、向こうから『ひろさんですね。伺ってます。こちらへお入りください。』
いわゆる救命救急の部屋であり、診察台の上にはテレビでよく見る丸い大きな手術用ライトがある。
『ひろさん。今着ておられるものを、全部脱いで、病衣を着ていただきます。』
ジーンズとTシャツを脱ぎ、病衣に着替えると『そのベッドに仰向けになって寝てください。』
いわれるがままにしていると、右腕に太い注射針をブスリ!
あれよあれよという間に点滴を繋がれてしまった。
『ひろさん。このままCT撮りますからね。』
『ひろさん。点滴から造影剤を入れます。少し熱くなりますから。』
直ぐに造影剤が入って来たのがわかった。・・・あつッ!
わたしの周りでは若い救命救急のスタッフがテキパキと動き回っている。
一通りの検査は終わり、ここにはいらっしゃらなかった先生がわたしに近づいてきた。
ベッドで仰向けになっているわたしに、『担当させていただくことになりました〇〇です。』
『ひろさん。このままだと命に危険が及びますので、今から緊急入院になります。』
『よろしいですね。』
『あ・・・・・・・・・あ・・ハイ。』
オイオイ 二人の先生とも命の危険ってなんなんだよ。
それが7/30の出来事だった。
救急で付けられた点滴が1日4本(6hr×4 24時間点滴)で
まさか退院するまで延々続くとは思いもよらなかった。
これを見て、お見舞いを・・・と思われている皆様。
くれぐれもお見舞いをされませんように宜しくお願いします。