バックラッシュ製作所

空回りもなんのその。微力ではあるが、無力ではない。

ホワイトボードの資本主義

人は生きていくうえで、幸せになりたいと思うものだ。

人よりも上に上にと他人と比べ、他人より有利になりたくなるものだ。

労働力を商品化し、その対価としてお金を得る。

そしてそのお金を集めるために、勉強をし、いい学校を出、いい企業に就職する。

または、腕一本で稼ぎを出す職人さん。

いずれも対価となるお金を稼いでいるのが現状だ。

そしてそのお金をいかに効率よく沢山稼ぎ出すことによって、自分の立ち位置を確認でき、他人との比較が完成する。

もちろんそんな人ばかりではないのだが、それが資本主義の現実だろう。

 

我が家は姐さん(妻)と二人暮らしで、お互い仕事をしている。

姐さん昼間専門で働き、わたしは夜勤3交代制で働いている。

なのでひとつ屋根の下で暮らしていても、1週間くらい顔を見ることはない。

寝る時も“別寝が基本”となっているから余計に顔を合わす機会がない。

 

お互い報告や、連絡事項があるときは冷蔵庫のホワイトボードに書く。

・たまねぎ

・薄口しょうゆ

・たまご

など、買い物してほしいモノや、

・今度の土曜日は仕事だったかいね?

・回覧板回しといて

・日曜日はドライブ行くよ

とか

・愛してるよ とか ごくたま~~~に書いたりする。(返信は全くないが)

 

 

先日、夕勤が終わり暗い台所の電気を点けると

冷蔵庫のホワイトボードに何か書いてある。

 

なになに~

 

 

f:id:backlashfactory:20200903215525j:plain

 

いわゆる、サマージャンボであります。(買ったんかい!)

後日、姐さん曰く 『あっちゃ~1000万円 狙っとったに~』(なぜ1000万円ナノダ?)

 

宝くじは資本主義の中で、一発逆転を狙う射幸心をくすぐる実にやらしい手だ。(笑)

何年か前に、1当の組違い番号が当たって、気が狂いそうなった人と知り合った。

10万円だったらしいが、一晩で使ったらしい(爆)

 

我が家は当選お祝いとして、二千数百円の白ワインを買って二人で飲んだが、

わたしの自腹で買ったことはいうまでもない。

いつもより饒舌な姐さんに「使い道は?」なんて聞けるはずもなく、

我が家の資本主義はこれからも変わらないだろうな~。

 

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ アラフィフオヤジへ

にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 出雲情報へ