モロに見られている
高校からの同級生がSNSを始めた。
若いころにはわたしとの共通の趣味がバイクであり、
ツーリングにも出かけていた。
彼は釣りにも興味があり、船舶免許も取り、船まで買ってしまうほどだ。
直接会うことはほとんどなく、共通の散髪屋さんで中継者さんを介して
「彼は元気にしてるかいね?」と確認しあっている。
SNSにアップされていたのは山の写真・・・
どうやら近場の山へ登った写真だった。
へ~登山か~^^
彼の自宅からすぐ近くだし、「ヲレも誘えよ!」ぐらいに思っていた。
ところが、今度は島根広島県境辺りの山の写真がアップされていた。
オイオイ やるね~^^
次は大山山頂。
ハ?三瓶ぢゃなくって?
散髪屋さん情報だと、単独で登っているとのことだ。
ヘ~
先日アップされていた画像はなんと、立山!!!えっと・・・
出雲から一人で行って登ってくるなんて
方向音痴のわたしからしたら、とてつもない旅だと思う。
羨ましいかぎりだ。
先日姐さんとイオンへ行き、建物内の駐車場へ車を停め買い物をした。
買い物も終わりエスカレーターで駐車場階へ上がり、車へ向かおうとすると・・・
はて?どこへ止めたか?
姐さんの「こっち!」についていく始末なのである。
(いつもは外の西側駐車場(端っこ)が定位置デス。)
ゆめタウンがオープンした時は迷子対策として、
壁伝いに歩いたことが懐かしい(笑)
身の危険を見事に回避しているのです。
むかしむかしですが、真昼間に釣り場に行くため“藪コギ”していました。
車から釣り場まで徒歩10分くらいの道のりですが
小さい藪を歩いていると、急に心細くなり、
藪の向こうから誰かが見ている気配がしているのです。
もう恐ろしくてすぐにUターンして駐車場へ向かいました。
釣り場として、とてもメジャーなところなんですが、
二度と行くことはないでしょう。
シルバーウィークのある日、姐さんと奥出雲の方へドライブしまして
駐車場から山の上へ向かう階段を発見。
ちょっとだけ登ってみようか。ってことになりまして登るわけです。
三十段くらい登ると左手にも道があり姐さんは左の道へ入っていきました。
わたしは目の前にあるなだらかな階段を登りました。
・・・この先はどうなってるんだろう的な気持ちです。
姐さんと別れてから三十段くらいですか、
階段は急になくなり、人が通るような道らしき道もありません。
けもの道はあるようですね。ここまでか・・・
一応写真を撮りましたが、急に向こうから誰かが見ている気配がしてなりません。
来るな!とでもいっているような気がして。
藪コギしてたときと同じ感じを思い出し、這う這うの体で階段を下りました。
その時姐さんの悲鳴
「ギャー」
聞くと2m以上ある蛇に遭遇したとのこと。
昔からむやみに立ち入ってはイケないところはあるようです。
神社の御本殿とかは代表的ですね。
何かがお祀りされているところ。
結界が張られているところ。
もののけ姫でもあったじゃないですか
森の向こうからモロの君がじっと見ている・・・
山で方向音痴はシャレになりません(^^;